高校留年から全てが始まった!!

人生どん底のアラフォーがそこそこ楽しく生きている、適当な雑記ブログです。

無職×時間=不安

かれこれ無職になって2週間、

せっかく買った自転車にも乗らず、

9月にある資格試験に向けて、

毎日セコセコ勉強しております。


ただ、目標があるとはいえ、

どこの組織にも属さず、

一日のうちに喋る相手といえば、

近所のほか弁かセブンイレブンの従業員だけです。

そんな毎日を過ごしていると、

ほとんど1人の時間なわけで。

圧倒的暇時間があると、

常に不安が付きまといます。

そんな中、元職場の方々と

飲みに行ってきました。


特に仲のよかった、

上司のおじいちゃんから、

飲み会の誘いがありました。

勉強に手詰まりを感じていたので、

気晴らしになるかと思い行きました。

メンバーは元上司2人と同僚2人に、

自分を含めた5人。

私がいた不動産関係の会社ですが、

そこそこ規模の大きな会社でしたが、

離職率がめちゃくちゃ高い!

私が辞めるときにいた部署も、

一年の間に10人は

退職や異動がありました。 

因は、上司のパワハラ・激務・

激務・パワハラの日替わり定食。

更に日によっては、

サービス残業が付いてきます。

そんなのを毎日食べていたら、

身も心も持たないわけで、

私も会社を辞めたわけです。


メンバーですが、


■元上司・・・温厚な定年間近の

       おじいちゃん

■元上司②・・若手有望株。何か困った事があったら一番にこの人に相談。

■元同僚・・・遅刻癖あり。イケメン。

■後輩・・・新卒入社2年目。仕事を全く覚えず、毎日怒られていた。変態。

ちょっとここでは書けないくらいの。


とりあえず生で!的なかけ声とともに、

適当に職場の話題になりました。

私が辞めてから、

ますますパワハラ上司の態度が

酷くなり、変態がそのターゲットに

されているそうだ。

ー変態も仕事覚える気がないので、

あまり同情できませんが。


変態は、

1ヶ月あれば余裕でできる

提案書の仕事を放置したあげく、

顧客がくる10分前に気づき、 

「SSさん提案書の作成忘れてました。

     今から作って下さい!」

と驚愕の依頼をしてきた男でした。

その後、横で聞いていた

パワハラ上司に怒られ、

手ぶらで行ったために、客先でも

怒られるという悲惨なことに。

その10分後に平然と下ネタを

楽しそうに同僚と話しており、

パワハラ上司に胸ぐらつかまれて、

トイレの個室(通称 説教ブース)

へ連行されて行きました。


その下ネタの会話の相手がイケメンでした。彼はもっと凄い男でした。

5日間連続無断欠勤後の6日目に、

ケロッとした顔で出社した、

伝説の記録保持者です。

連絡がとれず、

心配した顧客と一緒に、

自宅に突撃したこともあります。

また、飲む・打つ・買うを

じでいく男で、各種公共料金を

滞納しており、

時折会社へ催促がありました。

今の日本のサラリーマンで、

こんなアウトロー

見たことがありません。


こんなモンスターが平然とうろつく、

ダンジョンのような部署です。

異動・中途採用の仕事のできる人や

私のようなパンピーでは

太刀打ちできず、

軒並み戦いに敗れていきました。

かろうじて仕事が回っているのは、

おじいちゃんとやり手上司の

おかげでした。

モンスターを仲間にしつつ、

馬車に乗せ、自分達は率先して

戦闘に参加する、まさに勇者でした。

ちなみに私は、馬車と戦闘の割合は、

6:4くらいの比率でした。

早く人間になりたい、、、

そんなおじいちゃんとやり手上司も、

ストレスからか、ベロンベロンに

酔い、バカ話をしたり、

過去の仕事の失敗話をしたりして

盛り上がりました。

2人は愚痴のようなことも言わず、

本当に出来た人だなと。

会社は、二割か三割の

スーパーマンで成り立っているのは、

やはり本当だと身にしみました。


その後二次会は、

おじいちゃん行きつけのスナックに

行き、ベロンベロンに酔っていた上司2人が、ずっとカラオケを歌うというサラリーマン王道の流れで、飲み会の幕を閉じました。


会社にいた頃は、

不満に思っていたことが、

今ではあまり気にならなくり、

少し寂しい気持ちにさえなりました。

組織に属して上司の下で働き、

毎月決まったお金が

ってくるというのは、

やっぱり安心感があるなと。

「このまま行けば、昇進できたのに」

とおじいちゃんに言われて、

ちょっと後悔もしました。

退職した理由も、

何が決定打だったのかも分かりません。

結局、変態やイケメンと違って、

適性がなかったのでしょう。

なんだかんだで、変態やイケメンは

退職を考えたことはないそう。

心の痛覚というものが

欠落しているのでしょう。 

ストレス耐性はサイヤ人並みです。


昨今、ノマドとか副業というなの

自営業がネットを賑わせてますが、

サラリーマンの中にも色々な

人がいて、そんなに悪くないかも。

と思う今日この頃です。


読んでいただきありがとうございます。

それでは!!